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京都の豊田保之/トヨダヤスシ建築設計事務所の旧ブログです。
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住宅医の既存住宅詳細調査@赤穂市

先週の土曜日、赤穂市まで詳細調査に行ってきました!

今回調査を行う家は、昭和54年に新築された木造2階建ての住宅で、築35年ほどになります。
詳細調査は、一人の調査員が目視で1時間ほど見て終わる簡易な調査ではなく、床や小屋裏に潜り、劣化・耐震・断熱・高齢者・維持管理・防火性能をを把握するための調査です。

メンバーは少数精鋭で10名。
今回は、住宅医協会の調査フォーマットが変わったこともあり、その調査内容を元に調査・診断を行いました。

まずは、ミーティングです。
依頼者への挨拶から、各調査項目の注意事項、時間配分等を皆で認識。
段取りをしたあと、各自調査箇所へ解散です。

・小屋裏、2階床、屋根
・床下
・高齢者、現況劣化、ヒアリング
・耐震、劣化
・温熱、維持管理、防火

今回は、1班2人組の5班に分け調査をしてみました。

まずは、2階床の調査。
畳をめくり、床板をカットして2階床の状態を把握。
床下に断熱材があったので、家を建てた方は断熱の認識はあったようです。

小屋裏は、妻側の壁にもグラスールが充填されています。
小屋裏の妻側に断熱材が充填されている家は、はじめてかもしれません。

床下は、地面から土台下端まで人が入れる程度なので少し低めです。
それでも、どんどん奥まで進入し、含水率の測定や筋交い端部、金物の確認。
思いの外、サラサラした土ですが、カビ臭かったとの情報。

床下に潜ると、トイレの土台が変色していたようなので、外部から外壁をカットしてみて土台の腐れを確認。
やっぱり腐っているようです。

住まい手に話を聞くと、
昔、和式便所だったそうで、タイル面を掃除するときに腐ったのか?とも想像できました。
ただ、数年間、和式便所だったぐらいで、こんな腐り方をするのかどうか。。
やっぱり浴室側からの湿気なのか。。
謎は深まります。


その他、耐震診断、光熱費データ、断熱性能、一次エネルギー性能など元データを調査しつつ、バリアフリーや柱・床の傾斜などを計測。
調査内容を書き出すとキリがないのでこれぐらいにして。。


調査終了後、住まい手への報告会です。
特に、床下・小屋裏、屋根など、住まい手自身が調査しにくい箇所を重点的に報告。

TVをお借りして、その日撮影した写真を写し、調査担当者から報告をして頂きました。
当日、報告が聞けるのってなかなかよいですね!

結局、今回の調査は、
開始が10時。
調査終了が16時半。
報告終了が18時半。
となりました。

調査に参加してくださった方、おつかれさまでした!!


<インスペクション ワンポイントアドバイス>
今、巷で行われているインスペクションは、どういう劣化があるのかを診断する程度なので、依頼者がしてほしい診断とは少しかけ離れているようです。
インスペクションや診断にも色々あるので、きちんと調べてからどういった調査をしてくれるのか確かめたほうがよいでしょう。
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